発熱外来とは?受診の流れとポイント

風邪症状や発熱があるとき、「どのように受診すればいいかわからない」と不安になる方は多いと思います。特に感染症が心配される時期は、通常の診察とは異なる「発熱外来」を設けている医療機関を受診する必要があります。

このコラムでは、発熱外来の基本から、安心して受診いただくためのポイント、そしてのだクリニックでの具体的な流れまで、初めての方にもわかりやすく丁寧にお伝えします。

少しでも不安を解消し、スムーズに診療を受けていただけるようお役に立てれば幸いです。

 

1. 発熱外来とはどんな診察?

発熱外来は、発熱や咳・喉の痛み・だるさなどの風邪症状がある患者さまを、通常の診察とは完全に切り離して診療する特別な枠組みです。

 

なぜ発熱外来が必要なのか

発熱や風邪症状がある場合、新型コロナウイルスやインフルエンザ、RSウイルスなど感染力が強い病気の可能性があります。

通常の待合室で長時間お待ちいただくと、他の患者さま、特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方に感染を広げるリスクが高まります。

そのため発熱外来では、入口から待機場所、診察室まで完全に別ルートでご案内し、院内感染を徹底的に防ぎながら診療を行っています。

 

どんな症状のときに受診を考えるべき?

37.5℃以上の発熱が4日以上続く、咳がひどくて眠れない、強い全身の倦怠感、味や匂いがわからなくなる、息苦しさがある、これらの症状があるときは、まず発熱外来を扱っている医療機関にご相談ください。

たとえ「少しの熱かな」と思っていても、早めに受診することで重症化を防げるケースがたくさんあります。

 

発熱外来がある医療機関の見つけ方

お住まいの都道府県や市区町村の公式ホームページでは「発熱診療等医療機関」として指定されている医療機関が一覧で公開されています。

かかりつけ医がある方は、まずそこに電話で「発熱外来をやっていますか?」と確認するのが一番確実です。

 

2. 発熱外来を受診する前に準備すること

少しの準備で、当日のストレスがぐっと減ります。

 

必ず事前に予約を入れる

現在、ほとんどの発熱外来は完全予約制です。電話でもWEBでも構いませんので、必ず予約を取ってください。

予約なしで直接来院されると、長時間お待ちいただいたり、当日対応できない場合があります。

 

来院時間を守ることが大切

予約時間の30分以上前の早着や遅刻は、他の発熱患者さまと待機時間が重なる原因になります。

予約時間の5〜10分前を目安にご来院いただくのが理想的です。

 

持ってくるものリスト

保険証(再診の方は診察券も必ず)、お薬手帳、現在飲んでいる薬がわかるもの、体温を測った記録(メモや体温計)、筆談用のメモ帳とペン(喉が痛くて声が出しづらいときのために)、ハンカチやティッシュ、マスク(予備も1枚あると安心です)

 

3. のだクリニックの発熱外来 実際の流れ

ここからは、のだクリニックでの具体的な流れをより詳しくご説明します。

 

 

来院したらまず院外からお電話を

到着したら、すぐに院内に入らず、必ず院外からお電話ください(電話番号:092-834-7220)。

この一手間が、他の患者さまを守ることにつながります。スタッフがすぐにご対応いたします。

 

待機場所のご案内とお声がけ

お電話をいただいた後、スタッフがそのときの状況に応じて待機方法をご案内します。

車で来院された方はそのまま車内で、それ以外の方は病院の外に設置した発熱・かぜ症状専用の待機室にご誘導します。

どちらの場合も換気をしっかり行い、患者さま同士の距離を保っています。

 

問診と迅速検査

順番が来ましたら、問診票にご記入いただきながら症状をお伺いします。その際に保険証をお預かりします。

新型コロナやインフルエンザの検査をご希望される場合は、その場で鼻咽頭ぬぐい液による検査を行います。

当院では一度の検体採取で新型コロナとインフルエンザA/Bの同時検査が可能な抗原定性検査キットを優先して使用しています。検査自体は数秒で終わります。

 

結果説明とその後の対応

検査結果は通常15〜30分程度で出ます。結果が出ましたら医師が直接お声がけし、丁寧に説明いたします。

陰性の場合も、症状に応じたお薬を処方します。陽性の場合は、必要な治療薬の説明や自宅療養の注意点、いつまで外出を控えるか、家族への感染対策など、細かくお伝えしますのでご安心ください。

 

4. 発熱外来を受診するときの注意点と心構え

安心して受診いただくためのポイントをさらに解説します。

 

マスクと咳エチケットは最後まで

来院から帰宅まで、ずっとマスクを正しく着用してください。

待機中も咳やくしゃみが出そうなときはティッシュや袖で口を覆う咳エチケットをお願いします。

 

付き添いはできるだけ少なく

感染リスクを下げるため、可能な限りお一人で来院をお願いしています。

小さなお子さまやどうしても付き添いが必要な場合は、事前にお電話でご相談ください。

 

症状が急に悪化したときは

受診を待っている間に呼吸が苦しくなる、意識がぼんやりする、唇が紫色になる、高熱が何日も下がらないといった症状が出た場合は、すぐに救急車を呼ぶか最寄りの救急外来にご連絡ください。

 

まとめ:発熱外来は「早めの受診」と「正しい準備」がカギです

発熱や風邪症状を「もう少し様子をみよう」と我慢しすぎると、治療のタイミングを逃してしまうことがあります。早めに発熱外来を受診することで、正しい診断と治療を早く受けられ、周囲への感染拡大も防げます。

のだクリニックでは、患者さまが少しでも安心して発熱外来を受診いただけるよう、スタッフ全員で院内感染対策を徹底しています。体調が気になるときは、どうぞ遠慮なくお電話(092-834-7220)またはWEB予約をご利用ください。

 

福岡市早良区でかかりつけ医を探している方は、のだクリニックへご相談を。

一般的な内科・消化器内科・外科診療のほか、日帰り粉瘤手術や肛門外科治療、内視鏡検査などにも幅広く対応しています。

 

のだクリニック

のだクリニックは、2024年、福岡市早良区飯倉に開院した消化器科・内科・外科のクリニックです。

消化器疾患やおなかの症状を専門に、風邪、生活習慣病、肛門病、消化器がんの相談まで幅広く対応。地域のかかりつけ医として、皆さまの健康を支え、生き生きとした生活をサポートします。

ご自身の健康状態や病気について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

 

住所:〒814-0161 福岡県福岡市早良区飯倉6-22-31

TEL:092-834-7220

この記事の監修医師

院長 医師 のだクリニック 院長 医師

院長 野田 尚孝(のだ なおたか)

経歴・資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 難病指定医
  • 福岡大学医学部臨床教授
  • 臨床研修指導医
  • 緩和ケア研修会修了
  • 日本栄養治療学会 Total Nutrition Therapy研修会修了

福岡市早良区の「のだクリニック」院長。消化器外科医として内視鏡検査・がん治療・外科手術に携わった経験を活かし、福岡市早良区で内科、消化器内科、肛門科、日帰り手術まで幅広く診療。患者様に寄り添う、身近で頼れるかかりつけ医を目指しています。

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