外科診療(けが・しこり)

外科診療(けが・しこり)

けがや打撲・切り傷の処置は
お任せください

日常生活やスポーツ、仕事中など、思いがけないタイミングでけがは起こります。当院では、切り傷・すり傷・打撲・刺し傷・やけどなど幅広い外傷に対応しています。

けがや打撲・切り傷の処置はお任せください

皮膚や体表のしこりが気に
なる方へ
良性腫瘍・脂肪腫など

皮膚や皮下にできる「しこり」の多くは良性ですが、炎症や感染を伴う場合は注意が必要です。

粉瘤(ふんりゅう)

皮膚の下に袋状の構造ができ、内部に角質や皮脂が溜まりしこりとなる良性腫瘍です。感染すると赤く腫れ、痛みや膿を伴います。
炎症がなければ局所麻酔で摘出、感染時は切開排膿を優先します。再発予防のためには袋ごとの摘出が有効です。

脂肪腫

皮下に発生する柔らかい良性腫瘍で、背中・肩・首・四肢などにみられます。痛みはなく、年単位でゆっくりと大きくなります。5cm以上になることもあり、増大傾向があるものは手術で摘出します。

たこ / うおのめ / いぼ

たこは角質が厚く硬くなった状態で、痛みは少ないです。うおのめは芯が皮膚に食い込み、強い痛みを伴います。いぼはウイルス感染によって生じ、種類も多様です。
治療は角質除去や液体窒素による凍結療法などを行います。当院では角質除去に対応しています。

外科的処置が必要な症状と
当院での対応

当院では、日常生活で起こるさまざまな外傷や皮膚・皮下の腫瘍、腹部の急性疾患など、幅広い外科疾患に対応しています。

  • 01
    切り傷

    浅い表皮のみの切り傷であれば、出血があっても多くはしばらく圧迫することで止まり、縫合の必要はありません。

    屋外でのけがや汚れた器具による切り傷は、細菌感染や化膿のリスクが高く、流水や生理食塩水での洗浄と抗菌薬入り軟膏の塗布が必要です。動物の引っかき傷などの汚染創は、内服抗菌薬を併用します。

    皮膚の奥深く、皮下脂肪・筋肉・骨が露出するような深い切り傷を放置すると、化膿して治りが遅くなり、瘢痕や関節機能障害などの後遺症を残す恐れがあるため、なるべく早期に医療機関を受診するようにしましょう。

  • 02
    すり傷

    転倒や接触で皮膚表面が広く削れるすり傷は、まず砂や泥、アスファルト片、ガラス片など異物を流水で丁寧に洗い流すことが大切です。石けんの使用も構いません。出血が止まったらガーゼや絆創膏で保護します。

    傷口が大きく深い場合は、異物が皮膚に埋まって残ると化膿や色素沈着、瘢痕の原因になりますので、受傷後できるだけ早く除去を行います。その後、軟膏処置や必要に応じて抗菌薬を処方します。

  • 03
    打撲・挫創

    強い衝撃や圧迫により皮下組織が損傷した状態で、交通事故・転倒・スポーツなどで多くみられます。

    腫れ・痛み・出血が強い場合は速やかに受診し、必要に応じてX線検査で骨折の有無を確認します。骨折がなければ鎮痛剤や湿布で治療し、皮膚が損傷している場合はすり傷同様の処置を行います。骨折や重度の捻挫が疑われる場合は、整形外科にご紹介します。

  • 04
    刺し傷

    ナイフ、包丁、釘、針、アイスピック、鉛筆などによって生じる傷で、外見上は小さくても深く達していることが多いのが特徴です。

    手足では腱や筋肉が損傷すると動きが悪くなり、神経が切れると感覚が鈍くなります。太い血管の損傷では大量出血を、内臓の損傷では腹膜炎や腹腔内出血を引き起こし、緊急手術が必要になることもあります。浅い刺し傷は刺さった物を抜き、流水で洗うことで問題ない場合がありますが、深い刺し傷は刺さったままの状態で速やかに受診してください。

  • 05
    熱傷(やけど)

    熱湯や調理器具、アイロン、暖房器具などによる高温熱傷だけでなく、比較的低温(44~60℃)で長時間接触して起こる低温熱傷、薬品による化学熱傷、電流による電撃傷も含まれます。

    皮下組織まで損傷が及ぶと潰瘍が形成され、治癒に長期間を要します。やけど直後は流水や氷でしっかり冷却し、水ぶくれは破らず保護します。破れてしまうと感染の恐れがあるため、早めの受診が望まれます。

  • 06
    褥瘡(床ずれ)

    長期間同じ姿勢で過ごすことで、圧迫部位の血流が途絶え、皮膚や下の組織が壊死する状態です。

    仙骨部、坐骨部、大転子部、踵部など骨の突出部に発生しやすく、初期は皮膚の赤みや水ぶくれ、浮腫、表皮剥離がみられます。進行すると浸出液が増え、感染や壊死を伴い白色または黒色に変化します。重症例では入院管理が必要です。

  • 07
    巻き爪・陥入爪

    巻き爪は爪が内側に巻き込み、陥入爪はその爪が皮膚に食い込んで炎症や腫れ、痛みを引き起こします。重症化すると化膿することもあります。

    予防には爪をまっすぐ切り、角を残すことが有効です。靴のサイズや形にも注意し、足の衛生管理を行うことも大切です。保存療法で改善しない場合や早期改善を希望される場合は手術を行います。

  • 08
    急性虫垂炎(ちゅうすいえん)/盲腸(もうちょう)

    大腸の始まり部分に付属する虫垂が炎症を起こす疾患で、「盲腸」という呼び方で広く知られています。幼児期から成人まで、男女を問わずあらゆる世代に発症します。

    右下腹部の痛みが特徴ですが、初期には胃の不快感や吐き気・嘔吐から始まることも多く、小児では元気がない、機嫌が悪い、食欲が落ちるなどの症状で気づかれることもあります。炎症が進むと腹痛に加えて発熱や下痢などが出現します。

    治療は炎症の程度によって異なり、軽度であれば点滴や薬物療法、食事制限による保存的治療で改善することもありますが、症状が進行している場合や再発を繰り返す場合は手術が必要です。

  • 09
    鼠径(そけい)ヘルニア/脱腸(だっちょう)

    腹壁の弱い部分から腸管や内臓脂肪が皮膚の下に脱出し、こぶ状のふくらみ(瘤)を形成する病気です。発生部位は左右の太ももの付け根(鼠径部)が多く、押すと中身が戻ることがあります。症状としては、ふくらみ以外に不快感や違和感、時に痛みを伴います。

    原因は先天性と後天性に分かれ、先天性では乳児期から発症することがあります。後天性では、加齢や慢性的な腹圧の上昇(排便・排尿時のいきみ、慢性の咳、重量物の持ち上げ作業など)が背景になります。

    軽度であれば緊急性はありませんが、脱出した腸管が戻らなくなり硬く張る「嵌頓(かんとん)」になると、腸閉塞や腸の壊死を引き起こす危険があるため、早急な処置が必要です。鼠径ヘルニアは自然治癒せず、根治には手術が必要です。

日常のけがでも早めの
処置が大切な理由

「ちょっとしたけがだから」と放置すると、汚染創や動物咬傷では細菌感染が数時間で進行するなど感染のリスクが高まるほか、異物や壊死組織が残れば治癒が遅れて瘢痕が残りやすくなります。また、関節や腱の近くの外傷では動きの制限やしびれといった機能障害が残ることもあります。適切な時期に正しい処置を受けることで、治癒期間の短縮と後遺症の予防につながります。

当院の外科診療の特徴
地域密着型の安心体制

当院では、けがやしこり、巻き爪など日常生活でよく見られる症状に幅広く対応しており、肛門疾患などデリケートな症状については別室での問診・診察を行うなど、プライバシーにも配慮しています。さらに、必要に応じて近隣病院や専門医へスムーズにご紹介し、「ここに来れば何とかしてくれる」という安心感を地域の皆さまにお届けできるよう努めています。

当院の外科診療の特徴|地域密着型の安心体制